11月は大分方面に何度か出かけました。
日本最大級のスケールという熊野磨崖仏を見に行きました。
拝観料200円を払い、そばに貸し出し用の杖がたくさんおいてあったので
ちょっといやな予感がしつつも、杖を手にして出発しました。
こんな山道のような参道を登ります。杖はあって正解でした。
磨崖仏まであと100mというところで
見上げるようなド迫力の石段が!
これが、鬼が一晩で築いたといわれる乱積みの99段の石段です。
もう上の方は遥か彼方、、、。
杖と手摺を頼りになんとか登れました。
石段を登りきると、巨岩壁に刻まれた不動明王と大日如来が現れます。
不動明王は8m。
なんだか愛嬌のあるお顔をされていています。
大日如来は6.7m。
石段を降りるのも大変。
上りも下りも修行の道でした。
ずっと下の方まで遊歩道を降りていくと胎蔵寺があり、
ちょうどお坊さんがおられて、
好きな石像に貼って下さいと銀のシールをくださいました。
こんなことは初めてだったので、
ちょっとワクワクしながら貼りました。
後で知ったのですが、
ここは宝くじがよく当たる勝負運が頂けるお寺だそうです。
他にも磨崖仏があるからと
夫に連れられて見つけたのが、道沿いにあった鍋山磨崖仏。
また、こんな石段を登りました。
2.3mの不動明王です。
こんなところまで、見に来る観光客って
そんなにはいないのではないでしょうか。
日本の磨崖仏の6~7割は大分にあるそうです。
どうしてこんなにあちこち巨岩に仏像を彫ったのか、
それも急な険しい石段がセットで。
夫とあれこれ推理しました(笑)。