国東半島 大分県豊後高田市の中山仙境に行ってきました。
中山仙境 まさに名のごとく仙人が住むような所でした。
ここにある「無明橋」を夫がどうしても
見に行きたいと春頃から言っていて
今まで2回ほど登山口まで下見に来ていました。
登山口のこんなところを渡るのもおっかなびっくりの私でしたが
こんなのはほんの序の口ともいえないほどの
想像を絶する世界が待っていました。
ただの山道ではなく、両側は崖。
鎖場も次から次にあります。
あちこちに札所の祠がありました。
絶景を背に岩場を鎖を使って登ります。
やっと無明橋にたどり着きました。
橋の片側はものすごい絶壁らしい、、、。
落ちたら助からないでしょう。
怖くて下を見れませんでした。
無明橋まで来たら後は、楽勝かと思いきや
これからが登山の佳境に入るのでした。
写真を撮る余裕もなくなんとか最高点の高城にたどり着きました。
高城にある三角点です。
遠くに海も見え、素晴らしい景色です。
この先も、鎖場とナイフエッジの尾根を進んでいかねばなりません。
私には登山ではなく、荒行としか思えませんでした。
こんな細い尾根も渡らなければ下山できません。
怖いので、足元だけを見て
決して横の崖は見ないようにして渡りました。
山の中の道も
獣道のようなところもあり
木に巻き付けてある赤いテープで道を確認しながら進みます。
ここまで来たら、鎖場を登るのも肝が座ってきました。
また、岩場を鎖で下り
最後のナイフエッジ。
両側に草が生えているのでちょっとだけスリリングさも減るけど、、。
渡りきって振り返ると
よくがんばったなと思いました。
いよいよ、やっと下山になるとホッとするのもつかの間。
鎖だけが命綱のような崖を降りていきました。
もっとすごい所は降りるだけで精一杯。
ロッククライミングのような絶壁を
鎖とちょこっとした岩の足場だけで降りました。
怖いと思うより、
とにかく前に進むことだけに必死になりました。
いよいよ下界に近づいて来たかというところで
こんな警告が。
それでも、鎖を頼りに
隠洞穴まで進みました。
ここから後は、下まであと少し。
木々も不思議な感じで生えていました。
途中、たぶん猪の糞とか土をほったような後があったりして
さっきまでいたのかなという感じでした。
とにかくなんとか無事に下山できて、本当によかったです!!
帰りは、すぐ近くの夷谷温泉に寄って、汗を流して家路につきました。
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