2025年11月16日日曜日

夫、森でクセ強キノコに遭遇!


ひたすら、キノコ探しに明け暮れる夫。
先日、キノコ探しに行って、帰ってくるなり、
『すごいの見てきた!』とスマホを差し出してきました。

画面に映っていたのは——
形はシイタケなのに、色だけ主張が強すぎる“真っ赤なキノコ”。

あまりの赤さに、思わず
『え、これ…塗った?』
と聞きそうになりました。

名前はわからないけれど、存在感だけは主役級。

癒し系のふんわりオレンジ色のキノコ
ハナガサイグチかも。
赤や黒や黄色のクセつよメンバーの中で、
唯一ほっとできる色味でした。

黒くて気味の悪いキノコ
近づくほど不安になる色…。
クロニガイグチらしいです。

網じょうの黄色いキノコ
これはもう芸術。誰に見せたい造形なのか…😂
ヒメスッポンダケという名前らしい。
名前のパンチが強いけど…確かに美人さん

かわいい顔して毒キノコ
オオワライダケ(大笑茸)
名前だけで笑えるけど、キケンなヤツ
毒キノコです!

倒木まるごとキノコ!?
最後は、倒木を埋め尽くすほどのヌメリツバタケの大群生
“森の別世界”みたいで、見た瞬間「おお〜!」と声が出るレベル。

おまけで、いつものタマゴタケも😊

また夫のキノコ図鑑が分厚くなりそうです😅
 

2025年11月12日水曜日

まさかここで!? アサギマダラとの偶然の出会い


福岡・人吉、そして佐世保へ。三度めの出会いに思う、旅する蝶と私の小さなご縁。

立花山で初めて見た旅する蝶

14年前の秋。
福岡の立花山でハイキングをしていたとき、
ふわりと水色の羽が視界を横切りました。

それが、アサギマダラとの初めての出会いでした。
光を透かすような淡い青、ゆったりした羽ばたき。
そのとき初めて、この蝶は、海を渡るんだと知り、
自然ってすごいなぁ…と心が静かに動いたのを覚えています。

人吉の山の中で、もう一度

2回目の出会いは、7年前の春。

人吉へ“夏目友人帳の聖地巡礼”に行ったとき。

山道を歩いていたら、またふわりと浅葱色の影が。

まるでアニメの中のワンシーンみたいで、
「えっ、あなたまたここに?」と声をかけたくなりました。
あのときの空気も、木漏れ日も、今でもはっきり覚えています。

息子のアパートに舞い降りた蝶

そして10月の25日。
佐世保の息子のアパートを訪ねたときのこと。

アパートの駐車場に車を止めて、ドアを開けたら、

フジバカマの花が咲いていて、ふわりと浅葱色の羽が舞い降りました。
その瞬間──「またあなた!」と思わず笑ってしまいました。

まさか、こんな街中で再会するなんて。
浅葱色の羽をひらひらさせながら、まるで“お久しぶり”って言っているみたい。


14年前の立花山、そして人吉の山の中。

どの出会いも偶然だったけれど、
こうして三度も姿を見せてくれると、なんだかご縁を感じます。

きっとアサギマダラは、旅の途中でふと立ち寄ってくれたんでしょうね。
その姿を見ていたら、私も“どこへ行っても大丈夫だよ”って言われたような気がしました。

またいつか、どこかでふわりと会えるといいな。

──今日もどこかで、浅葱色の羽がふわりと揺れているかもしれません。