書くのが遅くなりましたが
8月に 田川郡川崎町にある「魚楽園」に行って来ました。
雪舟が室町時代中期に築庭したという「国指定名勝庭園」です。
「魚楽園」という名は
中国の詩経の中の一文
「人楽しければ、魚楽し、魚楽しければ、人又楽し」から名付けられた そうです。
8月の猛暑日でしたが、
屋敷の中に入ると、自然の涼しい風が流れていて
暑さも感じませんでした。
素晴らしい庭の眺め。
池の中の小島や石橋が亀を表していて
池の水面と奥の小さな滝で鶴を表現しています。
ここを代々管理されている藤江氏の子孫の方(17代目)から
いろいろとお話を聞くことができました。
猿やイノシシ、鹿が来て苔を食べたりして庭を荒らすし
台風などで木が倒れたりしても
国指定なので勝手に動かしたりもできないとか
管理するのにとてもご苦労されいるそうです。
2階には、水墨画教室の
子供たちの作品がたくさん展示されてました。
どれも力作でした!
お話をお聞きした藤江さんの水墨画も
魚楽園下の魚楽園茶屋で見させていただきました。
優しい花の絵が描かれたとびきり大きいのれんも
藤江さんの描かれたものでした。
庭はもちろんですが、
味わい深い水墨画も 見ることができて
よかったなあと思いました。
紅葉スポットとしても有名な所なので、
また秋に見に来れたらいいなあと思いました。